人文学部Faculty of Humanities※2025年4月設置

担当教員一覧

英語英米文化専攻担当教員一覧

教員名 専門分野(担当ゼミ)
伊佐地 恒久教授 英語教育学
Clair Taylor教授 英語学
丹羽 都美教授 英語学(文法)
長尾 純准教授 情報学
宮原 淳准教授 英語メディア学
四戸 慶介専任講師 英語英米文化学
(イギリス)
教員名 専門分野(担当ゼミ)
熊沢 秀哉教授 比較文化学
Alan Thompson教授 英語学
英語文化学
寺澤 由紀子准教授 英語英米文化学
(アメリカ)
長谷川 信准教授 数理情報
システムゼミ
Karl Wilkinson専任講師 社会学

※2024年4月現在の予定であり、変更となる可能性があります。

日本語日本文化専攻担当教員一覧

教員名 専門分野(担当ゼミ)
今井 亨教授 日本文学(古典)
横久保 義洋准教授 東アジア文化
齋藤 正人専任講師 日本文化
教員名 専門分野(担当ゼミ)
大塚 容子教授 日本語教育
黒田 翔大専任講師 日本文学(近代)
濱中 誠専任講師 日本語学

※2024年4月現在の予定であり、変更となる可能性があります。

歴史地理専攻担当教員一覧

教員名 専門分野(担当ゼミ)
柏木 良明教授 地理学
(自然地理学)
蜷川 祥美教授 仏教学
(日本仏教)
予定 歴史学
(日本史)
予定 歴史学
(西洋史)
教員名 専門分野(担当ゼミ)
武井 寛教授 歴史学
(外国史)
北村 安裕准教授 歴史学
(日本史)
予定 地理学
(人文地理学)

※2024年4月現在の予定であり、変更となる可能性があります。

専門は英語教育学です。公立高校で約30年間教えていたのですが、一人一人に合った英語の指導をするためには、毎日の授業での経験と振り返りは大切です。しかし、それだけでは不十分で、英語教育の専門的な知識や理論が欠かせません。英語教育学は英語力を伸ばし、生徒を笑顔にできる英語教師になるための知識の宝庫です。研究の成果を大学の授業でも生かしています。

専門はドイツ文学です。 ドイツ語圏の文学、特にオーストリアの文学について研究しています。最初は20初頭の詩人リルケについて、その後はオーストリアの小説家、トーマス・ベルンハルト、あるいはペータ-・ハントケについて研究論文を発表しています。文学研究は様々な方法論が存在する分野ではありますが、私は作品研究中心に行っています。従来研究が重要であるのは確かですが、作品に真摯に向き合う姿勢が文学研究には欠かせない要素だと考えています。皆さんも大学時代に1つの文学作品に耽溺してみませんか。

I research how to support language learning outside the classroom.This can be through technology(e.g.having a teletandem language exchange partner)or through socializing in English in a learning space(like the university’s Lounge MELT).In this field, the researchers all really care about learners as people.They enjoy seeing successful relationships and communities grow.

I research how to support language learning outside the classroom.This can be through technology(e.g.having a teletandem language exchange partner)or through socializing in English in a learning space(like the university’s Lounge MELT).In this field, the researchers all really care about learners as people.They enjoy seeing successful relationships and communities grow.

「文法」は嫌われ者ですが、コミュニケーションには実は大切です。何かしてほしい時に、「~して」「してくれませんか」「してくれたらうれしいな」など、命令文で言ったらいいのか、依頼の疑問文がいいのか、相手や場面などで異なりますよね。会話では発音・語彙が表舞台に立っていますが、それを陰で支えるのが文法知識です。そして自分の母語とは何が違うのだろうか・・・と自分や自分の言語を再発見するところでもあると思います。

文学作品や映画などにおける記憶表象の研究を行っています。そもそも記憶とは、自動的に備わるものではなく、何かを想起する際にそこで作られるもので、人は記憶を紡ぐことによって、自分が何者かを証明してくれる物語を作っていきます。つまり、個人だけでなく集合体にとっても、記憶は自己形成・自己認識のために必要不可欠なのですが、一貫した物語を保つために、記憶の操作がなされていくのです。そうした記憶の構築や操作の過程が、どのように文学や映画などの文化的産物に反映されているかを研究しています。たとえば、ゴジラ映画のような、一見自己形成と何の関係もなさそうな怪獣映画の中から、日本の抱える記憶や日本のアイデンティティ形成を読み取る面白さがこの研究の魅力です。

私は英語の音の仕組みについて研究しています。特に、日本人がどのようにして英語のプロソディーを上達させるかに興味があります。昨年、ピッツバーグ大学の先生と一緒に、日本人が英語を話すときの発音を調査しました。この研究では、母音や子音の間のタイミング(マイクロリズム)だけでなく、音の高低のタイミング(マクロリズム)や特定の音の組み合わせに関連する母音の長さにも注目しました。その結果、日本人は英語のマイクロリズムはある程度できるようになっているものの、マクロリズムに関してはまだ苦手なことがわかりました。これにより、英語の発音を上達させるためには、マイクロリズムだけでなく、文の中でどこが強調されるのかを意識して学ぶ必要があるとわかりました。

情報技術の進歩は私たちの生活やビジネスを大きく変えてきました。今後も高度化が進み、利活用は拡大します。情報技術を正しく選択・活用できるスキルは、将来のキャリアの可能性を広げます。

情報発信が必要な世の中。メディア論は情報発信の力になります。ゼミの学生は不特定多数の読者に発信する電子書籍制作に取り組んでいます。「地方私大流TOEIC」と題したシリーズで既に35 人の文章を発売しました。皆、執筆経験のなかった素人。それでもAmazon で好評を博している商品を創り出せました。思いつきやセンスなどに頼って自由気ままに書いたのではなく、メディア論のノウハウを参考にしたからです。あなたも自分の本をAmazon で売る方法、身につけてみませんか。

In sociology,we study society.Unlike science experiments in physics and engineering,we don’t need expensive machines and tools because society is all around us ando also includes us.Whether we want to answer simple questions,like “Why do so many Japanese people like sushi?”or complex questions,like“Why do people bully others?”,we can learn a lot about society through sociology and simple tools.With some practice,anyone can do it!The most common tools is“taiking”to people and asking many questions.So,what are you curious about?Let’s use sociology to explore it!

私が専門としているのはイギリス文学・文化です。主に19 世紀後半から20 世紀中期の間の小説や文化に関心を持って勉強しています。その中でも社会の周縁におかれる人びとや事象に注目すると、社会の見え方が変わってくることがあり、それが意外と自分と無関係でないことなどに気づかされるのが、この分野を勉強していて感じる魅力です。

懐古与創新。古典文学作品の読解をもとに、古典語・古典文学・古典教育に関する研究を行います。1300年の文学的伝統を、我々は個人として社会としてどう受け継ぎ生かしていけばよいのでしょうか。日本人は何に感動し価値を見出してきたのでしょうか。「そうそう」という共感と「そうだったのか」という驚きに心を弾ませながら、古典文学作品を味わいます。

外国人に日本語を教えるためにはどのような知識が必要なのでしょうか。日本語教育関連科目では、日本語学、日本文学、日本文化等の授業で学んで知識を基にして、日本語教育に必要な知識を学ぶと共に、日本語を客観的に観察・分析する方法を考えます。そして、それらの知識をどのように日本語教育に応用するかを検討します。日本国内の日本語教育では、日本人とどのようにコミュニケーションを図るかが非常に重要な要素となりますので、日本語の会話のやり方(やりとりのし方)、例えばどのようにあいづちを打つか、どのように話題を提供するか、についても考察します。

昔、恩師から「専門家になるな。 教養人たる君子たれ」との教えをいただいたことがありますが、それ以来その言葉の意味をずっと考え続けてまいりました。しかしやはり自らのよって立つ道を見つけるためには、日本や中国の昔の賢人たちの生き方やその言葉から学ばなければなりません。そこで漢文化・漢文学の授業ではまず漢詩漢文が「読める」ようになることを中心とし、さらにその背景となる文化・歴史についても研究を深めていきます。その中で学び得た古人の思想―人生観、あるいは方法論等―を現代にいきる私たちの立場で主体的に読み解き、摂取活用することを通じて人としてのより良いあり方を共に追究していきたいと思います。私はこれまで主として近世の東アジアの人々が儒学等の古典を踏まえて自らの思想世界を築き上げていった過程を追究してきましたが、その中で知った多くの先人の足跡は、自分自身の生き方にも確実に影響を及ぼしてきたと感じられてなりません。

小説の読み方は自由です。しかし、小説を分析し研究する方法は完全に自由というわけにはいきません。日本文学関連科目では作品自体の精読のみに留まらず、読解のための理論や作品を取り巻く社会・文化・歴史的要素など様々なことを考えられるようにします。この作品分析の手法は、小説だけでなくアニメやマンガにも用いることが可能です。実際私は現在、岐阜を舞台にしたラノベを含む小説やアニメなどに関心を持って取り組んでいます。

日本人の根底にある「和」をキーワードに、日本文化を読みといていきます。一例として、日本人の自然観と精神性、日本のアニメーションの起源、岐阜の伝統工芸などのテーマを扱います。そして、自然との調和による美意識、気候・風土による生活様式、外国文化の伝播と受容による諸芸術などから、現代に通じる価値観、思考や行動への影響を多面的に捉えます。伝統的な文化と現代の生活とを関連づけながら、日本文化の魅力を再発見しましょう。

我々は両親・家族に身体だけではなくことばも育まれてきました。これを母語と言いますね。母語は、誰でも自由に使えることができ、ほぼ間違えることもありません。しかし、例えば日本語を学んでいる外国人に、なぜそうなるのかと聞かれると、ことばに詰まることがあります。母語を客観的に説明するのは、じつはとても難しいのです。この、客観的に説明するということができるようになるために日本語学を学びましょう。日本語には、いろいろなバリエーションがあります。世代や性別による違い、出身地による違いなどです。このようなことばの中に隠された秘密を一緒に探していきたいと思います。

気候と植物活動や分布の相互関係、さらにそれを生かした人々の暮らしについて、野外調査を交えながら、研究を進めてきました。自然と人間生活の関係について、その空間分布と、時間の推移に伴ってそれらの関係がどのように変化していくかを考察しています。日本の中部地方の高原、海外ではブラジル北東部の半乾燥地域をフィールドとして調査を行ってきました。

アメリカ合衆国の歴史を専門としています。特に20 世紀の人種問題に関心を持っています。主な研究関心は、アメリカにおける黒人の公民権運動の歴史と、都市の歴史を住宅政策に注目する都市社会史です。現代の様々な社会問題を理解する上でも、アメリカの人種関係を歴史的に学ぶことはとても重要です。

現在に伝わる仏教巡礼の一つに西国三十三所があります。観世音菩薩は現世利益をもたらす仏様として古くから人気がありました。そんな観音様の力を説いた観音経に関して、江戸時代に大衆向けに書かれた「勧化本」という仏教の解説書を研究しています。難解な経典の内容をいかにやさしく解きほぐすか、先人の努力と工夫の跡を当時の書籍によってたどりながら、古典語・古典文学・古典教育にまたがって研究しています。

高校の日本史教科書に書かれている内容は、永遠不変のもののように感じてしまいますが、決してそんなことはありません。歴史資料の発見や見直しによって、日々新たな歴史像が更新されているのです。例えば、私が小学生の頃の授業では、平安時代の貴族は政治に関心を持たず毎日遊んでばかりいた、と習っていましたが、現在は貴族たちは日中は意欲的に政務にいそしんで忙しい日々を送っていたことが明らかになっています。歴史資料を通じて、誰もたどり着いていない歴史の真相に近づいていくことが、日本史研究の大きな魅力と言えます。

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