人文学部メインビュー

人文学部・宮原ゼミは、
電子書籍を出版、販売しています。
テーマは、英語の学びを通した
自己変革。
3年生は、
TOEIC®のスコアアップに没頭して、
学び方を学びます。
4年次にはその全過程を振り返り、
自身が主人公の
ノンフィクションを書き上げ、
「学びによって人は変わる」という
メッセージを発信します。

宮原准教授と学生の纐纈さんが話している様子

宮原 淳 准教授

纐纈 杏里 さん

TOEIC®のスコアを
確実にアップさせる勉強法

宮原 准教授 宮原ゼミの3年生は、TOEIC®の勉強を通して、自分と直面します。
纐纈さん 私は入学した時からTOEIC®のスコアアップに努めてきました。1年次の9月に受験した時のスコアが510点。そこから800点以上をめざしたものの、2年次の1年間は600点台でくすぶったまま。精神的に弱まってしまった時、まだゼミ生ではなかった私に宮原先生は、投げ出さず向き合い続けることの大切さを教えくれ、最終的に高スコアに達した先輩たちにも停滞期があった事例を紹介し背中を押してくれました。3年生になって宮原ゼミに参加した理由の一つは、ここで学べばTOEIC®のスコアを目標値まで高められると期待したからであり、実際に3年次に800点台に達しました。
宮原 准教授 TOEIC®のスコアは、効率的な勉強法を正しく継続すれば誰でも伸ばせます。そのことは先輩たちが実証しています。しかも先輩たちの記録は高スコアに達した成功体験だけでなく、そこに至るまでに直面した伸び悩みや行き詰まり、間違った勉強法にこだわってしまった失敗の経験を、それらをどのように解消・克服したかのノウハウと併せて伝えてくれています。ゼミの時間に発表者が、その時進めている勉強法の効果のほか、取り組み方に関する悩みや疑問をみんなに伝え、共感や対策法を得られるようにしているのは、課題を一人で抱え込まないようにするためでもあります。独力で進められることはどんどん進めればいい。問題が起きたら状況をオープンにしてみんなで対策を考える。これは社会で仕事を進める原則ですし、それをTOEIC®のスコアアップという共通の目標をめざすなかで、経験していることになります。

宮原准教授と学生の纐纈さんが立って話している様子

私だけじゃなかった悩みや疑問

纐纈さん 宮原ゼミに入るまで、TOEIC®の勉強は一人で取り組むものと思っていました。だからゼミといってもその時間は自分のことだけを考えて黙々と勉強する。そしてもし分からないことがあったらすぐに答えてくれる先生がそばにいる、というものだと思っていたので、勉強法や悩みをみんなの前で発表することに、当初は驚きました。でも、仲間の発表やそれに対する先生のアドバイスを聞くと、同じ時期に似たような悩みを抱えていたり、打開策を探していたりしたことがあり、「私だけじゃないんだ」と共感して、勉強法を改善する参考にさせてもらいました。
宮原 准教授 スコアアップには特別な才能や集中力の持ち主である必要など全くありません。普段よく知る仲間からの刺激こそ力になります。ストイックではなく、無理なく現実的に続けられることが大切です。
纐纈さん 仲間の勉強法を見たり聞いたりするなかで、「そこまで徹底するのか」と驚き、TOEIC®に向き合う姿勢を改めたこともあります。そういう刺激を与えてくれる仲間と勉強できることが、今は魅力だと感じています。
宮原 准教授 就活の実際を見れば、高スコアがその成功を約束してくれるわけではなく、スコアが低くても成功する例はいっぱいあります。だからゼミには、その時点で高スコアの学生が優秀と見られる雰囲気はありません。むしろ、試行錯誤や失敗から多くを学んでほしいと考えていて、そこでドラマが生まれます。一人一人、その人しか書けないノンフィクションが必ず書けるようになります。だから、これまで6年で6冊を出版することができました。纐纈さんが今言ってくれたように、目標に向けてどのように勉強するか、その時の自分とどう向き合うかがスコアアップにも出版にも大切なのです。

宮原准教授に学生の纐纈さんが教わっている様子

地味な真面目さが
社会で強い武器になる

宮原 准教授 ゼミとしてTOEIC®のスコアアップに取り組むのは3年次。4年次は前年度に経験した試行錯誤や苦労を物語論に基づいてノンフィクションとしてまとめ、電子書籍として販売します。
纐纈さん TOEIC®の勉強は、目標を900点に再設定して続けます。一方ゼミでは自分たちの経験を日本語で発行するので、誰に読まれても恥ずかしくない文章力を磨きたい。読みやすく読者に伝わりやすい文章力もゼミで取り組む課題です。卒業して社会に出た時に役立てられる能力になると期待しています。
宮原 准教授 TOEIC®のスコアアップも、読みやすく興味を惹く文章力の獲得も、本人にとっては一大事であったとしても、じつは小さく地味なことを疎かにせずに積み重ねていった結果です。その地道な継続力は、今の時代に強い武器になると信じています。
纐纈さん これからノンフィクションとして伝えることは、自分が苦しんだ時に諦めずに挑戦した記録になるはず。もしTOEIC®のスコアアップを途中であきらめていたら、書くことができなかった文章です。だからこのゼミで身につけたことは、挑戦し続ける精神力なのかもしれません。